【2025年11月】トニーローマ跡地はいま?オーナー変更で2025年12月リニューアルオープン決定!準備中の様子を調査!

Guam

トニーローマ跡地の現在(2025年10月時点)

2025年10月時点でトニーローマ跡地を実際に訪れて、まず感じたのは、「あれ、思っていたより何も変わっていないな」という正直な印象でした。

閉店から1月ほどたちましたが特に変化はありません。

外観は閉店前とほとんど同じで、看板も塗装もそのまま残っています。

遠目に見ると、初めて通る人なら「まだ営業しているのかな?」と一瞬迷ってしまうかもしれません。

実際の様子がこちらです。
2025年8月末にクローズしたグアムのトニーローマ跡地です。
2025年8月末にクローズしたグアムのトニーローマ跡地。外観はほとんど変わっていません。
We Are Open』の紙も、そのまま残っていました。
2025年8月末にクローズしたグアムのトニーローマ跡地です。
閉店後しばらく経っていますが、掲示物なども当時のままです。

夜に通りかかると照明は落とされ、建物全体にひっそりとした空気が漂っています。

正直、観光地タモンの中にあるとは思えないほど静かで、少し立ち止まってしまいました。

もともとあまり人通りが多い通りではないのですけどね。

入口付近には「8月いっぱいでクローズしました」という張り紙があり、こちらも閉店発表時から変わっていないように見えます。

クローズを知らせる張り紙が貼られたトニーローマ跡地
入口付近にはクローズを知らせる張り紙が残っていました。

さらに気になったのが、「For Lease(貸店舗)」といった掲示が見当たらなかった点です。

次の動きがすぐに始まる、という雰囲気ではなさそうだな…と、この時は感じましたね。

窓越しに店内を覗いてみると、テーブルや椅子、バーカウンターなどはそのまま残されています。

閉店後も残された店内のテーブル
店内のテーブルや椅子はそのままの状態でした。
バーカウンターに並ぶボトル
バーカウンターにはボトル類が並んだままです。

一方で、グラスやドリンク用のカップなどは片付けられており、完全に営業を終えた状態であることも伝わってきます。

この「残っているもの」と「整理されたもの」の差が、なんとなく印象的でした。

すぐに再開するのか、それとも少し時間がかかるのか…。

どちらともいえない状況ですね。

はっきりとは分かりませんが、営業再開を静かに待っているようにも見えて、少しだけ切ない気持ちになります。

周囲の雰囲気と人通り

トニーローマ跡地の周辺には、すぐ隣にABCマートがあり、坂を少し上るとKマートがあります。

トニーローマ近くのABCマート
すぐ隣にはABCマートがあります。

人の流れとしては、Kマート方面から坂を下ってくる人がときどき見られる程度で、常に多くの人が行き交っている印象ではありません。

Kマートからトニーローマへ続く道
Kマートから坂を下るとトニーローマ方面へ続きます。

目の前にはPICホテル(パシフィック・アイランド・クラブ)があるため、宿泊客が買い物ついでにABCマートへ立ち寄る姿はよく見かけます。

トニーローマの目の前にあるPICホテル
トニーローマ跡地の目の前にはPICホテルがあります。

こうした限られた往来が、このエリアの人通りを支えている、という印象です。

ただ、タモンの中心であるDFSやJPストア周辺と比べると、歩いている観光客の数はどうしても少なめです。

少し離れると「ホテルロード沿い=常に賑やか」というイメージとは、少し違ってきますね。

夜になると、ロイヤルオーキッドホテル内のバーにミリタリー層が集まり、それなりに賑わう時間帯もあります。

ただ、それでもコロナ前の人出を知っていると、全体的にはかなり落ち着いた雰囲気に感じられました。

ロイヤルオーキッドホテル内にあるバー「Boonies」
ロイヤルオーキッドホテル内のバー
夜はミリタリー層を中心に賑わうこともあります。

現地で確認できた情報

ここからは、実際に現地で確認できた内容を整理します。

少なくとも私が見た範囲では、テナント募集の掲示や管理会社の連絡先は見当たりませんでした。

入口付近に残っているのは、営業時間やデリバリー関連のステッカー、対応クレジットカードの表示など、いわゆる営業中の店舗でよく見る基本情報が中心です。

グアムのトニーロマ前に張り付けられている閉店しましたの紙。
入口付近には「8月末でクローズしました」という案内が貼られていました。

はっきりと「閉店」を伝えているのは、この張り紙くらい。

入り口のドアに貼ってある赤いかみですね。

逆に言えば、それ以外は閉店前とほとんど変わっていないため、「本当に閉まっているの?」と一瞬迷ってしまう人もいそうです。

グアムのトニーローマは閉店前と変わらず残っています。
看板や外観は、閉店前とほぼ同じ状態のまま残っています。

さらに、コロナ禍に行われていたカーブサイドピックアップ(車で待つとスタッフが商品を持ってきてくれるサービス)の案内も残っていました。

正直、これを見ると「まだ営業していそう」に感じてしまいます。

カーブサイドピックアップの案内
カーブサイドピックアップの案内が残るトニーローマ跡地
カーブサイドピックアップの案内も、そのまま残されていました。

隣にあるバー「ボーニーズ(Boonies)」のスタッフにも聞いてみましたが次に何が入るかは聞いていないとのこと。

私も思わず

「もう何か決まってるのかと思ってましたよ」

と返してしまいました。

グアムのトニーローマの隣にはBooniesというバーがあります。
トニーローマ跡地のすぐ隣にはバー「Boonies」があります。

一般的にグアムでは、店舗が閉店すると看板を下ろしたり、For Lease(貸店舗)といった掲示が出ることが多いです。

なので今回のように何も出ていないと、

「今はどういう段階なんだろう?」

と気になりますよね。

ただし、オーナーによっては空きテナントが目立たないよう、あえて外観をそのまま残すケースもあるようです(これは一般的な話です)

ここで少し考えたのですが、トニーローマはネームバリューがあり、店舗の規模もかなり大きめです。

看板を外してしまうと、ホテルの正面が一気に寂しく見えてしまう…

という判断があっても、不思議ではない気がします。

確かにトニーローマの看板がなくなってしまったら外観は一気にさみしくなりそう。

今回のこの状況をまとめると
  • テナント募集の掲示は、現地では確認できなかった
  • 外観がほぼそのままで、閉店に気づきにくい
  • 外観を残している理由は断定できないが、規模や景観の影響も考えられる

追記です!

トニーローマ跡地の現在の最新情報(2025年11月時点)

2025年10月の時点では、「次はどんなテナントが入るのか?」という情報は特に出ておらず、このまましばらく空き店舗になるのかも…と感じていました。

ところが、11月に入ってから状況が大きく動きます。

調べていく中で分かったのは、トニーローマは完全に撤退したわけではなく同じ場所で再オープンに向けた準備が進められているという事実でした。

正直、別の店が入るのかなと思っていたので、これは少し意外でもあり、どこかホッとしたポイントでもあります。

以下は、Tony Roma’s of Guamが公式に発表した内容の日本語要約です。

8月に一度クローズした後、数ヶ月の準備期間を経て、トニーローマは元の場所で再び営業をスタートさせる予定です。

これまで親しまれてきたリブや店舗の雰囲気は大切にしつつ、店内は改装され、エアコン設備も見直されるなど、より快適な空間へとアップデートされるとのこと。

今回の再オープンは、隣接するレストラン「Boonies」を運営するチームが新オーナーとして手がける、新しいスタートになります。

また、感謝祭(Thanksgiving)に向けた特別メニューの準備も進められているようです。

この再オープン情報は、公式Instagram(@tonyromasguam)に加え、現地ニュースメディアの でも報じられています。

再オープン時期は、2025年11月末〜12月中旬を目標に準備が進められていると伝えられています。

現在、店内では改装作業が進行中で、

  1. 座席数を約50席増やす予定
  2. 店内の空調設備を改善
  3. よりゆったりと食事ができるダイニング空間へ刷新

といったアップデートが計画されています。

タモン南側エリアでは数少ない大型レストランということもあり、観光客はもちろん、地元の人たちからも「また戻ってくるんだ」という声が少しずつ聞こえてきました。

トニーローマが別のオーナーチェンジして同じ場所に2025年11月末にオープン予定

トニーローマは2025年8月31日に一度閉店しましたが、背景には 旧運営会社(WDI International Inc.)との契約満了 があったようです。

その後、タモンでバー&レストランを運営する Boonies Barkade N Bistro(@booniesgu) のローカルチームがブランドを取得し、新オーナー体制でトニーローマを再始動させる流れになりました。

正直、「別のテナントに変わるのかな…?」と一度は思っていたので、同じ場所で続くと知ったときは、ちょっと意外でした。

この Boonies Barkade N Bistro はトニーローマと同じロイヤルオーキッドホテル内にあり、店舗同士が隣接しています。

なので、もし両方営業していれば、トニーローマで食事→そのまま隣のバーへ移動という動線も作りやすそうです(ただ、これは好みが分かれるところで、落ち着いて食事だけしたい人にはバーは不要かもしれません)。

店内にはアーケードゲームやピンボールなどのエンタメ要素も多く、食後に軽く飲みながら遊べるカジュアルさが特徴です。

Pacific Island Times(地元メディア)の報道によると、再開時期は 2025年11月末ごろ が有力とされています。

  1. 感謝祭(Thanksgiving Day:11月27日)に向けた特別プラッターの販売準備
  2. 「Thanksgiving platters are coming soon」と公式SNSで告知
  3. 「This is just the beginning(これは新しいトニーローマの始まりです)」との発信

こうした動きを見る限り、再開に向けて準備が進んでいるのは間違いなさそうです。

また、同じ場所(Royal Orchid Hotel 内)でブランド継続という点も大きなポイントで、今回の流れは完全閉店ではなく、結果的にはリニューアルオープンに近い形だと言えそうです。

オープンキャンペーンはあるの?

「再オープンって聞くと、何かキャンペーンあるのかな?」って気になりますよね。

私もそこが一番気になって、公式投稿を何度か見返しました。

現時点で確認できる動きとしては、店内営業の本格再開より先に、サンクスギビング(2025年11月27日)向けの期間限定企画が案内されています。

サンクスギビングデー向けの期間限定企画が先にスタートしている形です(店内営業の再開とは別枠のようです)。

公式Instagramでは、サンクスギビング当日(2025年11月27日)限定で楽しめる Thanksgiving Family Platter(持ち帰り専用) の販売が発表されました。

久しぶりのトニーローマの味を、まずは自宅でゆっくり楽しめる…

という位置づけのメニューです。

ただ、価格帯はそれなりにするので、家族や仲間で集まる日に向いていそうだなと思いました。

Thanksgiving Family Platter 内容
品目内容
バックリブTony Roma’s 人気No.1の名物リブ
BBQチキン香ばしく焼き上げた定番BBQチキン
シーザーサラダ取り分けやすい定番サラダ
白米家族向けサイドとして相性◎
フランスパン & バター食事に添える定番ブレッドセット
Thanksgiving Family Platter(テイクアウト専用)
  • 販売日:2025年11月27日(木)
  • 提供時間:11:00〜20:00
  • 形式:Pick-up Only(店内営業は未開始)
  • 受け取りはカーブサイド対応(車で受け取り可)
予約開始日
  • 2025年11月17日スタート
  • 電話予約:646-0017 / 646-0018
サイズと人数目安
  • Small(75$):4〜6名向け
  • Large(140$):10〜12名向け

ホリデーシーズンの自宅パーティー向けの内容で、数量限定のため事前予約が推奨されています。

こういう企画は「気づいたら締切が近い」こともあるので、利用するなら公式投稿で最新情報を一度確認しておくと安心です。

店内の正式な営業開始日は、この時点ではまだ明確に出ていません。

ただ今回のプラッター販売は、再オープンが近い空気を感じさせる先出しの動きとしては分かりやすいと思いました。

新しい情報が確認できたタイミングで、この記事にも追記予定です。

次のテナントが決まらなかった3つの理由

① 高額な賃料と初期コストのハードル

トニーローマ跡地があるタモン地区・ホテルロード沿いは、グアムの中でも商業密度が高いエリアです。

ホテルや免税店、飲食店がまとまっていて、雰囲気としてはにぎやかな繁華街。

個人的には、ちょっとグアム版の歌舞伎町みたいだな…と思う瞬間もあります。

ただ、立地がいい=家賃も高いのが現実で、タモンは家賃相場がグアムでもトップクラスと言われています。

目安としては、1スケアフィートあたり月3〜5ドルくらいが一般的なレンジ。

一方でローカルエリア(デデド・マンギラオなど)は月1〜2ドル前後の物件も見つかり、体感でも2倍近い差が出ることがあります。

ざっくり相場感(参考)
エリア月額(1スケアフィートあたり)月額(1坪あたり換算)特徴・補足
タモン地区(ホテルロード沿い)約$3〜$5約$32〜$54(=約4,800〜8,100円)観光客・ホテル利用客が中心。夜はバーも多い
デデド・マンギラオ(ローカルエリア)約$1〜$2約$11〜$22(=約1,650〜3,300円)住宅地+小規模店舗が中心。生活圏に近い
東京都・歌舞伎町(参考)約14,000〜16,000円(参考値)日本最大級の繁華街。業態で差が大きい

※1ドル=150円で仮計算。坪換算は「1坪=約35.6sqft」で計算しています。実際の為替・契約条件で変動します。

ここまでを踏まえると、トニーローマ規模の店舗だと家賃が月15,000ドル(約225万円)前後になっても不思議ではない…と感じます(※あくまで推定です)。

さらにグアムでは、家賃とは別にコモンエリアフィー(共用部分の維持費)が乗るのが一般的です。

共用部の清掃・警備・光熱費などが含まれることが多く、条件次第では負担がじわっと効いてきます。

その結果、月の支払い総額が20,000ドル(約300万円)近くになる可能性もあります(※これも推定)。

トニーローマは客席100席以上の大型店で、しかもロイヤルオーキッドホテル内という立地。

路面店より高めの条件になっていた可能性もありそうです。

……と考えると、「次のテナント、すぐ決まるでしょ?」と思いきや、意外と難しいのも納得なんですよね。

あなたもそう感じませんか?

家賃が重い上に、業態が変わると内装・設備のやり直しが必要になる。これが初期コストのハードルです。

「家賃の高騰が経営を圧迫した」ことは、トニーローマの公式アナウンス(報道)でも示唆されています。

※アナウンス文中の「The restaurant’s lease agreement is expiring in September 2025」は、契約が2025年9月に満了する趣旨。更新時に条件(家賃など)が変わる可能性がある、という読み取りができます。

※グアムの家賃相場について(実例)

相場感は、実際にグアムの不動産業者サイトに出ている募集条件を見るとイメージしやすいです(※掲載内容は変動します)。

タモン地区① 交通量が多いエリア:約$5.5 / sqft

タモン地区の募集例(条件は変動します)
タモン地区の募集例(条件は変動します)

この例は月額$11,000で広さが2,000sqft。計算すると$5.5 / sqftです。

項目数値日本円換算(1ドル=150円)
月額家賃$11,000約1,650,000円
面積2,000sqft
1sqftあたり$5.5約825円

タモン地区② 交通量が落ちるエリア:約$3.8 / sqft

ロイヤルオーキッド周辺の募集例(条件は変動します)
ロイヤルオーキッド周辺の募集例(条件は変動します)

この例は月額$7,980で2,100sqft。計算すると約$3.8 / sqftです。

デデド地区① モール前など交通量が多い場所:約$1.85 / sqft

デデド地区の募集例(条件は変動します)
デデド地区の募集例(条件は変動します)

デデド地区② 住宅寄りで交通量が少ない場所:約$0.99 / sqft

デデド住宅寄りエリアの募集例(条件は変動します)
デデド住宅寄りエリアの募集例(条件は変動します)

このあたりを見ていくと、タモンはだいたい$3〜$5 / sqftのレンジに入るケースが多そうです(※募集条件により上下します)。

1スケアフィートってどれくらい?

「数字だけだとピンと来ない…」という人向けに、サイズ感の参考です。

1sqftのサイズ感(参考)

初期コストのハードルが高い

新規テナントが入る場合、前の業者と業態が違うだけで、設備投資が一気に増えることがあります。

特にキッチン設備・内装・外装は、業種ごとに必要な仕様がぜんぜん違うんですよね。

もし次がレストランではなく、カフェや小売などまったく別の業態だと、既存の厨房を撤去するところから始まる可能性もあり、初期費用はさらに増えます。

そう考えると、資金力がある事業者じゃないと、なかなか一歩が踏み出しにくい…というのが正直なところかもしれません。

  1. タモン地区は家賃相場が高く、個人規模の出店はハードルが高い
  2. 業態が変わると内装・設備投資の追加コストが発生しやすい

これらの事を考えると、素人目に見ても資金力のある大手じゃないと厳しそう…と感じる立地です。

② 観光需要の回復がまだ十分ではない

もう一つは、観光需要の戻り方がまだコロナ前ほど強くないことです。

トニーローマの立地条件だと固定費が高く、売上もそれなりに必要になります。

だからこそ、地元客だけでなく観光客の来店が重要だったはずです。

トニーローマのある辺りは観光客と地元民、両方の来店がとても大切なんですね。

ところがパンデミック以降、観光客が大きく減り、その影響が長く残りました。

グアム政府観光局(GVB)の統計を見ると、2025年時点でも到着者数は2019年の水準に届いていません。

数字を追うと、回復はしているけど勢いが続かず横ばい気味…という見え方もします。

年度(10月〜8月)到着者数2019年比の回復率備考
2019年1,492,146人100%(基準)コロナ前のピーク水準
2023年550,308人約36.9%回復が始まったが依然低水準
2024年701,484人約47.0%回復が進むもまだ半分以下
2025年670,689人約44.9%前年より減少。停滞気味に

※数値はGVB公表の「Visitor Arrival Statistics」をもとに10月〜翌年8月累計で算出。9月のデータ未確定のため年合計は算出不可。

トニーローマ前の通り(人通りの参考)
トニーローマ前の通り(人通りの参考)

実際、この周辺を歩いていても、観光客の数は「多い」とは言いにくい日がありました。

それに加えて、旅行者側の体感として大きいのが円安

為替は動くので断定はできませんが、1ドル=150円前後だと、航空券・ホテル・外食まで全部がじわっと割高に感じやすいです。

「グアムは近いけど、思ったより高いかも…」って感じた人、たぶん多いですよね。

まとめると…

  • 観光客数は2019年比で約45%にとどまっている
  • 円安が続くと、日本人観光客が戻りにくい
  • 飲食業は売上が読みづらくなりやすい

こういう状況だと、家賃が高いタモンで新規出店してもリターンが見込みづらいと考える事業者が増えるのは自然かなと思います。

グアム在住の体感としても、観光客はまだ少なめで、島全体の景気も「めちゃくちゃ元気!」という感じではないです。

観光が伸びると、ホテル周辺の産業が潤って島民の懐にも余裕が出やすい(チップやボーナスの影響もあります)。

でも今は、外食の回数や支出も控えめになっている印象があります。

私自身も、トニーローマみたいな『ちょっと良い外食』は、年に数回くらいになっています。

つまり、旅行者も地元客も伸び切らないという意味で、ちょっとダブルパンチ。

新規テナントが慎重になるのも分かる気がします。

③ 老舗ホテルの古さが新しいお店を遠ざけている?

ロイヤルオーキッドホテルは、グアムでも昔からある老舗ホテルのひとつです。

Kマート側からロイヤルオーキッド方面へ
Kマート側からロイヤルオーキッド方面へ

近くにKマートやABCストアがあり、イパオビーチも徒歩圏内。

立地だけを見ると悪くありません

近くのABCマート
近くのABCマート

ただ、現地で見ていて少し気になったのが、ホテル全体の古さです。

ここが「新規テナントが入りにくい理由の一つかも」と、つい考えてしまいました。

ホテルの老朽化

景気が低迷すると、ホテル側も修繕や改装に十分なお金を回しづらくなることがあります。

結果として、老朽化が目立ってしまう…という流れはあり得そうです(※推測を含みます)。

外観や共用部に古さがあり、建物全体が以前より少し寂しげに見えました。

トニーローマ跡地(外観)
トニーローマ跡地(外観)

以前は2階にもレストランが並んでいましたが、コロナ禍以降は撤退が続き、当時の確認では新規テナントも入っていない状態でした。

確認時点では、2階につながるエスカレーターが使えない状況でした。

使用できないエスカレーター
使用できないエスカレーター
エスカレーター付近の様子
エスカレーター付近の様子

貼り紙の日時が2024年4月になっていたので、少なくとも当面は復旧の見込みが薄いのかもしれません。

当時、営業しているのは1階の「ボーニーズ(Bonnie’s)」のみで、他の区画は空きが目立ちました。

唯一営業していたボーニーズ(参考)
Boonies(隣接)
Boonies(隣接)

こうなるとホテル自体の集客力が弱まり、館内に人を呼び込む要素が少ない=新規テナントも入りにくい、という流れは自然です。

さらに、もしホテル側が将来的な大規模リノベを考えているなら、短期契約の新規募集を控える判断もあり得ます(ここは推測です)。

今回実際に見て感じたのは…

  1. ホテルの老朽化が目立ち、テナントが入りにくい空気がある
  2. 将来的なリノベの可能性を考えて、募集を控えている可能性もある

結局のところ、建物の状態と立地(家賃)のバランスが、新規出店を難しくしている…という見方はできそうです。どう思いますか?

トニーローマ跡地にテナントが入らない3つの理由をまとめると、こんな感じです。

  1. 家賃と初期コストが高い
    タモン地区は家賃が高く、ホテル内という条件もあって固定費が重くなりやすい。業態が変わると設備投資も膨らみがち。
  2. 観光需要の回復が鈍い
    観光客数はコロナ前の水準に届かず、円安も重なって日本人旅行者が戻りにくい。飲食の採算が読みづらい。
  3. ホテル自体の老朽化
    ロイヤルオーキッドホテルの古さが目立ち、館内の集客力が弱い。新規テナントが慎重になる要因になりやすい。

跡地に入るとしたら、どんな店が合いそう?

トニーローマ跡地について、「もし次にテナントが入るとしたら?」という視点で、立地・客層・周辺環境をもとに考察してみます。

実際場所は悪くないと思うけど、次はどんなテナントが入りそうなのかな?

私もいろいろ考えてみたからいくつか候補を紹介していきますね。

候補① 韓国人観光客を意識したレストラン・カフェ

トニーローマ跡地は、いわゆる「一等地」とまでは言えませんが、観光客の動線上にあり、視認性は悪くない立地です。

目の前には PICホテル(パシフィック・アイランド・クラブ) があり、宿泊者の多くは韓国からの旅行客。

さらに周辺にはジャマイカングリルやABCストア、お土産ショップなどが並び、ホテルから外へ出た観光客が自然と通るエリアでもあります。

そのため、新しい飲食店が入った場合でも、「気づかれにくい立地」にはなりにくいでしょう。

特にこの立地条件を考えると、韓国人観光客に人気の業態が入る可能性は十分に考えられます。

グアムって韓国人にも人気の観光地ですよね。

例えば、韓国人観光客からの認知度が高く、かつ資本力のあるブランドとしては、

  1. ビーチ&シュリンプ
  2. カリフォルニア・ピザ・キッチン
  3. クラブダディ

といった、ファミリーやグループで入りやすいレストランや、SNS映えを意識したカフェ業態が候補に挙がります。

「滞在中に一度は行ってみたい」と思わせる分かりやすさのある店は、このエリアとの相性が良さそうです。

有名店だとSNSなどで投稿もしやすいし、ハズレがなさそう。

候補② ミリタリー需要を狙ったレストラン・バー

もう一つ注目したいのが、グアムに短期滞在するミリタリー関係者をターゲットにした業態です。

グアムは戦略的拠点のため、定期的にアメリカ海軍の大型艦艇がアプラ港へ寄港します。

数百〜数千人規模の乗組員が数日間上陸し、外食やショッピングを楽しみます。

寄港が重なる週末には、タモン地区のレストランやバーが一気に混雑し、通常の数倍の売上を記録する店も珍しくありません

実際、ミリタリーが滞在している時期は、同じ建物内のバー「Boonies」が大きく賑わっており、需要が実在することは現地でも確認できます

この立地はロイヤルオーキッドホテルやPICホテルにも近く、ミリタリー関係者が宿泊するケースも多いため以下の業態は相性がいいと考えられます。↓↓↓

  1. ステーキ・リブ・バーガーなどボリューム感のある料理
  2. ビールやカクテルを楽しめるバー&グリル
  3. グループ利用しやすい開放的な空間

韓国人観光客とミリタリー、この2つの客層を同時に取り込めるレストランが入れば、安定した集客が期待できそうです。

候補③ カフェ+体験+物販の複合型テナント

近年のグアムでは、「カフェ+α(物販や体験)」を組み合わせた複合型店舗が増えつつあります。

観光客は写真映えその場所ならではの体験を求め、ローカル層は「新しい週末の過ごし方」を求めています。この両方を満たせるのが、このスタイルです。

  1. 日中:コーヒーやスイーツを提供するカフェ
  2. 店内の一角:グアム産の雑貨・コスメ・アクセサリー販売
  3. 時間帯限定:料理教室やクラフト体験などのワークショップ

↑↑↑

例に上げるとこんな感じですが、「食べる・買う・つくる」を1か所で体験できる空間は、滞在時間が自然と伸び、SNSでの拡散も期待できます。

宿泊者だけでなく外部の観光客やローカルも参加できるため、ホテル全体の魅力を高める滞在型スポットとして機能する可能性もあります。

飲食売上に加えて、物販や体験イベントの収益も見込めるため、限られたスペースでも収益性と話題性を両立できるモデルといえるでしょう。

ただの飲食店舗より体験ができたり、オリジナル商品の販売があったりするとそれだけで思い出になりそう。

実際にグアムで増えている「カフェ+α」型の店舗例

ここで、「カフェ+体験+物販」という業態が机上の空論ではないことを、実際にグアムで営業している店舗を例に見てみましょう。

近年のグアムでは、飲食だけで完結しない店舗が少しずつ増えてきています。

コーヒーやスイーツを提供しつつ、物販・イベント・体験を組み合わせることで、滞在時間を伸ばし、ローカルとの接点を作るスタイルです。

以下は、その代表的な例です。

店舗名・タイプ主な内容特徴・ローカルとの関係性観光客にとっての価値
cafeC-41
(カフェ+カメラ)
・コーヒー・ドリンク提供
・カメラ販売
・写真/iPhoneプリントサービス
ローカル客が日常的に集まるカフェ。
「コーヒー+趣味(写真)」という分かりやすい軸があり、
コミュニティのハブとして機能している。
コーヒーを飲むだけでなく、
「写真を形にして持ち帰れる」体験ができる。
旅の思い出をその場で残せる点が魅力。
Hafaloha
(かき氷+アパレル)
・かき氷販売
・オリジナルTシャツ販売
・音楽イベント開催
飲食だけで終わらず、
イベントや物販を通じてローカルとの接点を増やすスタイル。
「店=コミュニティスペース」として機能。
食べるだけでなく、
グアムらしいデザインのTシャツを購入できる。
記憶に残る体験型スポットになりやすい。
体験型ワークショップ併設カフェ
(想定モデル)
・カフェ営業
・物販(雑貨・アクセサリー)
・ワークショップ(制作体験)
スペース貸しやワークショップを組み合わせることで、
飲食以外の収益源を確保できる。
ローカルクリエイターとも協業しやすい。
「ものづくりを通じてグアムを感じる」体験ができる。
滞在時間が伸び、満足度が高まりやすい。
Pika’s Cafe+物販・貸出
(発展モデル)
・人気カフェレストラン
・物販(ローカル商品)
・イベント/貸出スペース
すでに集客力のある店に、
物販や体験要素を足すことで
時間帯・曜日ごとに使い分けが可能。
写真映え・食事・買い物を一度に楽しめる。
「行けば何かある場所」として印象に残りやすい。

これらの店舗に共通しているのは、「飲食+α」で来店理由を作っている点です。

単に食事をする場所ではなく、写真を撮る、体験する、ローカルとつながる、といった記憶に残る要素を用意することで、観光客とローカルの両方を取り込んでいます。

思い出を作るにはいいかも!

こうした流れを踏まえると、トニーローマ跡地にも、「カフェ+体験+物販」を組み合わせた複合型テナントは十分にフィットする可能性があります。

昼は観光客が気軽に立ち寄れるカフェ兼体験スペースとして、夜は雰囲気を活かした写真映えするレストランとして使い分けることで、時間帯ごとに異なる価値を提供できる点も、この立地ならではの強みと言えるでしょう。

新しいトニーローマに期待(2025年11月)

今回のリニューアル再開は、ただの「営業再開」というより、トニーローマが次のステージへ進むタイミングっぽいなと感じました。
店内はかなり手が入る予定で、座席数も増えて、より快適で開放感のある空間に変わっていくようです。

さらに、旧スタッフが多く戻ることで「いつもの味と、いつもの空気感」が戻ってくる安心感もあります。
一方で、バー&アミューズメントを展開する Boonies Barkade N Bistro のチームが関わることで、これまでのトニーローマにはなかった新しいノリも混ざってくるかもしれません。

観光客にとっては「帰ってきた名店」。
ローカルにとっては「ちょっとアップグレードされた定番スポット」。

…って、こう書くと良いことしかない感じに見えるんですが、正直、“変わりすぎて別物になるのはイヤだな”って思う人もいるはずです。
あなたも「前の雰囲気のままが良かったのに…」って思ったことありませんか?

とはいえ、どんな方向に仕上がるのかは現地で見てみないと分からない部分も多いので、私自身も「どうなるんだろう…」とちょっと考え込みました。
正式オープンが近づいたら、また現地の様子も含めて追記していきます。

まとめ

結論

トニーローマ跡地は一度クローズしたものの、同じ場所でリニューアルオープンし、2026年1月に実際に訪問できました。

トニーローマ閉店〜再オープンまでの流れ(時系列)
  • 2025/8/31
    一度クローズ(閉店)
    旧運営会社(WDI International Inc.)との契約満了が主な理由として案内されました。
  • 2025/10
    現地で跡地を確認(空き店舗のまま)
    看板や外観は残っていて、次の動きはまだ見えない状態でした。
  • 2025/11
    再オープンの動きが加速(新オーナー体制)
    Boonies Barkade N Bistroのローカルチームがブランド取得。再開に向けた発信が増えました。
  • 2025/12
    店内営業の再開予定
    サンクスギビング(11/27)にはテイクアウト用プラッターの案内も出ていました。
  • 2026/1
    リニューアル後に実際に訪問
    外観は少し変化。メインメニューと価格帯は大きく変わらない印象で、新メニューも追加されていました。

まず、2025年10月時点では、トニーローマ跡地は空き店舗のままでした。

現地で見ても、看板や外観はそのまま残っていて、「次の店がもう決まってる」みたいな雰囲気は、少なくとも私が見た限りでは感じませんでした。

じゃあ、なぜ動きが止まって見えたのか。考えられる理由はこのあたりです。

  1. タモン地区特有の高額な家賃と初期投資コスト
  2. 観光客数がコロナ前の水準に戻っていない現状
  3. 建物の古さがテナント選びのハードルに

観光客が減っている今、家賃が高いこの場所に「すぐ次が決まる」というのは、正直むずかしいだろうな…と思っていました。

このまま長期で空いたままになる可能性もあり、グアムが好きな身としては、ちょっと寂しかったです。

でも、ここから状況がガラッと変わりました。

【最新まとめ:ついに再オープンが決定!】

10月時点では「このまま空き店舗が続くかも…」と考えていたのですが、11月に入って動きが一気に出てきました。

トニーローマは新オーナー体制のもと、同じ場所で再オープンすることが正式に発表されました。

店内は大規模な改装が進んでいて、座席数は旧200席から+50席増の約250席規模へ拡張予定。

さらに、空調設備の改善やメインダイニングの全面リニューアルも行われています。

店内営業の正式な再開は2025年12月中旬が予定されており、サンクスギビング(11月27日)に向けては、持ち帰り専用のファミリープラッターが提供されます。

閉店から数ヶ月でここまで動くとは、正直ちょっと意外でした。

「またあのベイビーバックリブが食べられるの?」って、気になっていた人も多いんじゃないでしょうか。

2026年1月 トニーローマがオープンしたので行ってきました。 

年明けに、リニューアルオープン後のトニーローマを実際に訪れてみました。
(※ここで書くのは私の体験ベースの一例です)

ついにリニューアルオープンしましたね。何か変更した点はありましたか? 

外観は少し変わりましたが、メインのメニューは値段も内容も変更はありませんでした。

外観はたしかに少し変わった印象がありますが、看板メニューや価格帯はほぼ以前と同じでした。

全く別のお店になったというより、「いつものトニーローマが、ちょっと大人っぽくなった」みたいな感覚です。

じゃあ全く同じなのかな?

そうですね、ほとんど同じです。ただリニューアルオープンに伴い新メニューも追加されていましたよ。 

新メニューは、こんな感じでテーブルに置いてありました。

店内はリニューアルしたって感じがあり、ちょっと大人な、かっこいい雰囲気になっていました。

正直、ちょっとかっこよくないですか?

いわゆるロックっぽい空気感がありました。

リニューアルに合わせて新メニューもいくつか追加されていて、店内の雰囲気も以前よりスタイリッシュ。

ただ、好みは分かれるかもで、「昔の落ち着いた感じが好きだった」人は、最初ちょっと印象が違う可能性はあります。

グアムのローカルの間でも「またベイビーバックリブが食べられる!」と話題になっていて、少しずつ注目が戻ってきている感じでした。

もし「閉店したって聞いたけど、結局どうなったの?」と気になっていたなら、旅のタイミングで覗いてみるのもアリだと思います。

店内の様子や実食レビューは、別記事であらためて詳しく紹介する予定です。

最新情報は公式インスタグラムでも発信されています。旅行前にチェックしておくと安心です。

トニーローマ再オープンに関するQ&Aまとめ

Q. トニーローマ跡地は本当に閉店していたの?

はい、2025年8月末(8/31)に一度クローズしています。ただ完全閉店というより、運営会社の契約満了に伴う区切りという印象でした。

Q. なぜ跡地はしばらく動きがなかったの?

家賃や店舗規模の大きさを考えると、すぐに次が決まる場所ではなかったのだと思います。正直、長期化する可能性も感じていました。

Q. テナント募集の表示がなかったのはなぜ?

グアムでは水面下で直接交渉するケースも多いです。今回も一般募集を出さず進んでいた可能性があります。

Q. なぜ同じ場所で再オープンできたの?

ブランド力と立地の相性を考えると、同じ場所で続ける価値があったのだと思います。結果的にリニューアルに近い形になりました。

Q. 新しいトニーローマは大きく変わった?

全く別のお店というより、雰囲気が少し大人っぽくなった印象です。メニューや価格帯はほぼ以前と同じでした。

Q. 味やボリュームは変わった?

正直、ほとんど変わっていないと感じました。ボリューム感も以前のままで安心しました。

Q. 観光客でも入りやすい?

はい。日本人観光客にも慣れているお店なので、初めてでも入りやすいと思います。

Q. 家族連れでも使える?

ボックス席も多く、ファミリー利用もしやすい印象です。量が多いのでシェアがおすすめです。

Q. 行くならどの時間帯がおすすめ?

週末夜は混みやすいので、平日の早めの時間帯が比較的ゆっくりできました。

Q. 今後また変わる可能性はある?

新オーナー体制が始まったばかりなので、今後少しずつ進化していく可能性はありそうです。

著者情報

JUN

JUN|グアム在住の料理人&ブロガー

タモン周辺のレストランやローカルフード、スーパー事情を中心に、
「初めてでも迷わないグアムごはん情報」を発信しています。

現地で実際に歩いて・食べて・聞いて集めた情報をもとに、観光客とローカルのどちらの目線でも役立つ記事を更新中です。